王式太極拳

中国政府団体である南京中央国術館において、陳式・楊式・呉式・武式・孫式の五つの流派に分派した太極拳を王宗岳(おうそうがく)が陳家溝(ちんかこう)に伝えた太極拳の原理に戻すとともに、各流派の武術的精髄を抽出統合し、太極拳の中の太極拳、最強の太極拳を作成するという目的で、その副館長であった陳泮嶺(ちんぱんれい)が会長となり、八卦掌の名士王樹金(おうじゅきん)を含め、中国武術会の名士20数名を招集し、1929年からおよそ12年の歳月をかけて1940年に完成しました。その太極拳の名は九十九勢、九十九式太極拳、双辺太極拳と呼ばれています。oujukin
その後、八卦掌の名士王樹金は、形意拳八卦掌の理を加えて王式太極拳を創りあげ、その威力を高めました。王式太極拳は中華武術国際誠明総会では、「王樹金誠明」の誠明(せいめい)を取って誠明太極拳と呼んでいます。また、日本では正宗太極拳と呼んでいる団体もあるようです。